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美容コラム
2014.12.12
  • 美容脱毛

油断は禁物! むだ毛処理とセットで必須、冬場の保湿ケア

油断は禁物! むだ毛処理とセットで必須、冬場の保湿ケア

肌が乾燥する季節になりました。冬場のむだ毛処理は、よりいっそう肌の乾燥に拍車をかける恐れがあるため、アフターケアの保湿が重要で、ほかの季節よりも入念なケアが必要となります。今回は、むだ毛処理後に取り入れたい保湿ケアの方法をご紹介します。

冬になるとなぜこんなに肌が乾燥するの?

冬というと、「寒い」という言葉を連想するかと思います。実はこの「寒さ」も立派な乾燥の原因なのです。冬は気温が低くなり、湿度も下がります。通常、肌に最適とされる湿度は60%~65%ですが、冬の湿度は30%~50%にまで落ち込みます。このように、湿度が低くなって空気が乾燥することに加え、冷たい風にさらされることで、肌内部の水分が蒸発して乾燥してしまいます。
また、皮膚は外的刺激から身を守るために表面にバリアを作っていますが、寒さと乾燥がこのバリア機能を著しく低下させることもわかっています。バリア機能が低下してしまうと、保持していた水分が外に流れ皮膚を健康な状態に保つことが難しくなり、かゆみや肌荒れなどの皮膚トラブルを引き起こします。冬によく肌が乾燥して粉を吹いてしまったり、かゆみが起こったりするのは、肌のバリア機能の低下が原因となっています。

カミソリでのむだ毛処理は乾燥を促す!?

むだ毛の自己処理で多く使われているのが「カミソリ」です。コンビニエンスストアでも簡単に購入することができ、最も手軽な自己処理方法といえるでしょう。しかし、そんな手軽さには落とし穴があります。カミソリでむだ毛をそっても、一定期間をすぎるとまた毛は伸びてきます。伸びてきたらまたそる、という作業を繰り返すことによって、皮膚は少しずつダメージを受けていきます。このカミソリによるむだ毛の自己処理は、むだ毛だけをきれいにそっているように見えますが、実は皮膚の角質までもカミソリの刃で剥がしてしまっているのです。
カミソリでむだ毛の自己処理をした後は、ツルツルできれいな肌に見えますが、実際はとても無防備で危険です。肌が炎症を起こしているような状態で、とてもデリケートになっているため、寒さや乾燥など刺激をダイレクトに受けてしまいます。バリア機能が低下しているので、肌内部の水分も奪われ、乾燥は加速し、次第にかゆみや肌荒れを伴います。きれいな肌を保つためには、むだ毛の自己処理後のアフターケア、保湿は必要不可欠なのです。

むだ毛処理後に必須!保湿ケアの方法

むだ毛処理後のアフターケアはフェイシャルケアと同様で繊細です。毎日フェイシャルケアをするように、丁寧に水分を補給してから油分でフタをしてください。

  1. むだ毛を処理した部分の刺激を鎮静させるため、濡れタオルで冷やします
  2. 低刺激のローションをこすらず、押さえるようにつけていきます
  3. 次に、ボディ用乳液やボディ用クリームなど、上から優しく保護します。このときも、こすらず押さえるようにつけていきます

保湿ケアは、しっかりと保湿するのはもちろんのこと、皮膚になるべく刺激を与えないように行うことが大切です。むだ毛処理後で非常にデリケートになっている皮膚に、ゴシゴシとすり込むようにクリームを塗ると、その摩擦で皮膚にダメージを与えてしまうので注意が必要です。また、むだ毛の自己処理は毎日行うと肌への負担が多くなるため、2週間に1回〜2回程度にとどめることをおすすめします。 むだ毛の自己処理は、思っている以上に肌に負担をかけています。むだ毛の自己処理での肌トラブルでお悩みの方は、一度サロンでプロに相談するのも1つの手段です。むだ毛処理をしたら保湿する、という流れをセットで行いましょう。きれいな肌を保つためにも、むだ毛処理後のアフターケアはとても重要です。

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