COLUMN
美容コラム- ダイエット
話題の低GI食品!! ダイエットに注目のポイントとは
低GI食品って何?
ダイエットに興味のある人なら、低GIという言葉を聞いたことがある人は多いと思います。しかし、意味が分かりにくい言葉なので、いまだによくわからないという人も多いでしょう。GIとは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で「食後血糖値の上昇度を示す」数値です。
この数値が低い食品、つまり低GI食品は糖質が体に吸収されにくく、体重の増加や糖尿病のリスクを下げる可能性があるといわれているので、ダイエットをする上で知っておくべきキーワードと言えます。肥満が社会問題となっているオーストラリアなどの国では国策として推進されています。低GI食品を使ったダイエット方法の魅力をご紹介します。
低GI食品ってどんなものがあるの?
ダイエット中は食事の量を減らす人が多いですが、これがストレスの原因になり、そのせいで体重が落ちにくくなるといった悪循環を招く人も少なくないでしょう。そこで、体内に吸収されにくい低GI食品を満足できる量だけ食べることで、健康的にお腹も心も満たされ、ダイエットを成功に導いてくれることが期待できます。
ここでは、代表的な低GI食品と簡単なレシピをご紹介します。すぐに手に入る材料ばかりで、お料理が苦手な人や忙しい人でも簡単に作れるものなので、さっそく試してみてください。
和食なら、うどんより蕎麦を!
ダイエット中に炭水化物は大敵でしょう。それでも、満足感を得るためには主食を食べたいものですよね? そんな人におすすめなのが、蕎麦です。蕎麦は、100グラム当たりのGI値は50なのに対し、白米は81、うどんは85、食パンは95となっていて、主食になる食材の中でかなり低いGI値を保っていることがわかります。
低GI食品の蕎麦は、温めても、冷たくしてもおいしく食べられます。特に、寒い季節には温かい蕎麦のレシピがおすすめです。今回のレシピで使う材料である納豆の原料である大豆はGI値31、大根とナスはともに25なので、すべて低GI食品。しっかり体も温まって、おなかもいっぱいになります。
材料:1人前
- 蕎麦 1束
- ナス 1個
- 大根 200グラム
- 納豆 1パック
- 麺つゆ 70ml
- だしのもと 小さじ1
- お湯(熱め) 200ml
- ごま油 少々
作り方:
- 鍋に蕎麦をゆでるためのお湯を沸かします
- ナスを好みの大きさに切り、フライパンにごま油をひいていためます
- 大根はすりおろして、納豆はたれと一緒に混ぜておきます
- 蕎麦をゆでている間に、麺つゆ、だしのもと、お湯を混ぜて汁を作ります
- ゆであがった蕎麦を、おわんに入れつゆをかけて、ナス、大根、納豆を全部のせたら、完成!
穀物類なら、カボチャよりさつまいもを!
甘くてほっこりするカボチャやさつまいもが大好き! という女性も少なくないですが、GI値を考えるなら、断然さつまいもがおすすめです。たとえば、カボチャの100グラム当たりのGI値が65なのに対し、さつまいもは55となっています。
さつまいもならお菓子を作る際に混ぜることで、お砂糖の量を減らすこともできるでしょうし、どうしても甘いものが食べたい時に、蒸かしてそのまま食べると、おいしくいただけます。ちなみに、電子レンジで蒸かす場合は、表面をぬらした後、新聞紙にくるみ解凍機能を使って10分ほど加熱するとおいしく仕上がります。
選び方次第でスイーツだってOK!
ダイエット中にスイーツなんて絶対ダメ! と思っている人も多いですし、もちろん食べ過ぎはNGですが、どうしても食べたい! という時は、我慢してストレスをためるより、低GIスイーツで満足したほうがダイエットをあきらめずに続けられるでしょう。
たとえば、100グラム当たりのGI値が82のケーキの代わりに、GI値47のクレームブリュレ。GI値91のチョコレートの代わりに47のパンナコッタを食べるようにすれば、血糖値の上昇を抑えられます。また、菓子パンが好きという人は、パンではなくベーグルにすると比較的GI値が低く、効果的でしょう。
低GI食品でおなかいっぱいになれるダイエットを
このように、低GI食品は糖質が体に吸収されにくいので、ダイエット中におなかいっぱい食べても安心です。ダイエット中には適度に運動を楽しみながら、低GI食品を健康的に食べれば、無理のないダイエットにつながります。