COLUMN
美容コラム- ダイエット
ダイエット中にパスタが食べられる!簡単・裏ワザレシピ
パスタが大好き!という女性は多いですが、炭水化物なのでダイエット中には避けている人も多いはず。しかし、そんなパスタをヘルシーに食べられる超簡単な裏ワザが、イギリスのテレビ番組で取り上げられて話題になっているようです。
「パスタ=太る」は勘違い!ダイエットの味方にできる方法
イギリスのその番組内では「ゆでたてのパスタ」「作り置きの冷たいパスタ」、そして「温めなおしたパスタ」のそれぞれを食べた人の血糖値の変化を取り上げていました。すると、「ゆでたてのパスタ」より「作り置きの冷たいパスタ」を食べた人のほうが血糖値の上昇が少なく、さらに「温めなおしたパスタ」は「ゆでたてのパスタ」より50パーセントも血糖値の上昇率が低いことがわかりました。血糖値の上昇率が低ければ、体内に吸収される糖質が低くなり、食べても太りにくくなるというわけです。
太らないパスタの理由
炭水化物のでんぷん質を冷やすとレジスタントスターチ(消化されない食物繊維)が発生します。このレジスタントスターチは腸内環境を改善してくれます。パスタを冷やすとこのレジスタントスターチが発生するため、ゆでたてのパスタを食べたときに比べ血糖値をインスリン値が低くなります。
冷製パスタとしてもおいしく召し上がれますが、この冷ましたパスタは温め直すとさらに血糖値とインスリン値が低くなるといわれています。
パスタだけ先にゆでて準備しておくだけでヘルシーになるなんて…。忙しい時の料理の作り置きにもなるし一石二鳥ですよね。
知っておきたい、パスタのおいしい温め方
では、一度冷ましたパスタをよりおいしく食べられるおすすめの温め方をご紹介します。
1つ目は、冷たいパスタを、クリーム系やトマト系のソースが入ったフライパンに、そのまま入れて一緒に火を通す方法です。これは一番簡単な方法で、洗い物も少なくて済むので便利です。
2つ目は、ゆでたてのパスタにあらかじめバターかオリーブオイルを垂らして混ぜておく方法です。こうすることで、冷めてもくっついてしまう心配はありません。そして、食べる直前に熱湯の中へ30秒ほど入れるか、ボールにパスタを入れた上から熱湯をかけて、お湯を捨てれば、人肌ほどの温かさにできます。ミートソースなど、温め直したパスタの上からソースをかけて食べる場合に最適な方法です。
電子レンジで温める方法もありますが、時間に気を付けないと、パスタの水分が抜け過ぎてしまって、麺が硬くなってしまったり、温かさにムラができてしまいます。
この2つの方法でぜひ試してみてください!
もっとおいしく、おしゃれに!裏ワザ・温め直しパスタ・ダイエットのレシピ
それでは温め直しパスタでも、おもてなし料理にもなるおすすめレシピをご紹介します。
おもてなし料理にもなる簡単パスタ・ダイエットレシピ「焼きパスタ」
ご紹介する「焼きパスタ」は日本ではあまり馴染みのないレシピですが、ヨーロッパのレストランではよく目にする定番メニューで、どんな種類のパスタでも簡単に作ることができ、出来上がりのビジュアルもとってもおしゃれ。冬の季節にぴったりの一品です。
作り方:
- パスタを硬めにゆでて、冷ましておきます。ソースも好きなものをパスタの量に合わせて用意します。
- グラタン皿に、お好みの量のパスタと 1.のソースを入れます。その上にとろけるチーズをのせ、パン粉をかけて、180度のオーブンで10分ほど焼けば完成です。
こんなパスタも温め直しレシピに最適!
さまざまなパスタの中で、特に温め直しても、おいしさを保っているパスタとしておすすめなのがあります。それは「リングイネ」です。
だ円状の平打ち麺であるリングイネは、ほかのパスタと比べて伸びにくいので、温めなおす場合に最適です。ぷりぷりとした食感ともちもちとした食感の両方を楽しむことができ、ソースにもしっかり絡むので、どんな味付けでもおいしくいただくことができます。
また、ショートパスタはスパゲッティより固い食感なので、咀嚼数が多くなります。噛む回数が多いと満腹感を得られるため、よりダイエット効果が期待できます。
ダイエット中でもパスタは後ろめたくない
炭水化物は、生きていくうえで欠かせない「三大栄養素」のひとつです。ダイエット中だからといって、極端に炭水化物を抜く食生活を送っていると、健康を害する危険性を潜んでいます。そんな時は、冷製パスタや一度冷やしたパスタを温め直しておいしく召し上がってください。過度な血糖値の上昇を抑え、ヘルシーにお腹も満足できるイタリアンを楽しみましょう♪