COLUMN
美容コラム- ダイエット
ダイエットだけじゃない、ヨガでできることとは?
オフィスワークなどによる肩こりや頭痛など、体の悩みは尽きません。寒い季節には運動する機会も減るので、体がガチガチだという人も多いかもしれません。そこで、簡単にお部屋で挑戦することのできるヨガに興味を持っている人もいるのではないでしょうか?
ヨガは、ゆっくりとした動きなので、誰でも取り組むことができ、しっかり体を内臓から整えてくれるエクササイズです。また、神経のバランスも整えてくれる運動でもあります。今回は女性ならではの様々な症状を和らげるヨガポーズをご紹介します。
体の柔軟性は関係なし!
ヨガというと、体が硬い人には難しいのでは? と思われがちですが、実は運動不足で体が硬くなってしまっている人にこそ、おすすめしたいエクササイズです。ヨガを毎日少しずつ続けることで、余分な脂肪がしなやかな筋肉に変わり、女性らしい体を作れます。そして、いろいろな体の悩みを軽減してくれるのです。それでは、ヨガで期待できる症状をご紹介します。
1.関節や筋肉の痛み、不眠症
ヨガを週に2回ほど続けると、腰、背中、肩、首の痛みやひざの関節痛を緩和することができます。たとえば、寝る前に部屋を暗くして、リラックスできる音楽をかけ、背中を伸ばし自律神経をリラックスさせる「コブラのポーズ」をとれば、背中全体の筋肉がほぐれ血行もよくなりリラックス出来るのでぐっすり眠れます。
2.心臓疾患や高血圧予防
カンザス大学の調査によると、週に2回以上ヨガをすることで、心臓疾患の症状に改善がみられるということです。これは、ヨガによってしっかり深い呼吸を行うことが大きくかかわっています。もし、忙しくてヨガのポーズをする時間がない人は、ヨガの深い腹式呼吸をゆっくり行うだけでも大丈夫です。また、しっかり呼吸をすることで血圧をさげることも期待できます。
ヨガの腹式呼吸は仰向けで行うとより良いと言われています。おへそに意識を集中させて、鼻からゆっくり3秒かけて息を吸い込みます。そして、6秒かけて鼻からゆっくり吐き出します。これを、何回か続けるだけで、リラックスでき、血流の流れが活性化し、また、腹筋のエクササイズにもなります。
3.骨盤のゆがみからくる悩み
骨盤がゆがむことで、子宮や卵巣の血流が悪くなり、生理不順や生理痛の原因にもなりかねません。骨盤がゆがんで左右の足の長さが変わることで、肩こりや頭痛にもつながります。そこで、毎日続けることで骨盤のゆがみを解消できると言われているのが「三日月のポーズ」です。
「三日月のポーズ」は、片方の膝を立てた状態で前に出し、もう片方を後ろへ伸ばします。そして、両手を頭の上に伸ばして合掌すれば完成です。この状態で5呼吸ほどキープできれば完璧ですが、最初はバランスをとるのが難しいので、無理せずに行いましょう。続けるうちに、骨盤が矯正されて、必要な筋肉がつき、バランスがとりやすくなります。腕を上にあげることで、ウエストやヒップを引き締められることもあり、女性にうれしいポーズといえます。
意外とキツイ!が気持ちいい
ヨガはゆっくりした動きですが、意外と筋肉をしっかり使うので、はじめのうちは筋肉痛になるかもしれません。週に2回1時間程度集中して行ったり、毎日、寝る前に10分程度行ったりと、スタイルは自由に、一番大切なことは継続することです。ヨガで、体の内側から強くしなやかな女性に変身してみましょう。