COLUMN
美容コラム- ダイエット
これでぽっこりお腹を解消!簡単♪ドローインエクササイズ
ぽっこりお腹ってあまり健康的なイメージではないですよね?この体型を引き起こす理由には、単純な食べ過ぎや中年太りなど肥満の問題も確かにありますが、実は正しい姿勢をとれないことからお腹周りの筋力が低下し、大きな原因になっています。
なぜ?ぽっこりお腹になる原因
特に女性は腹筋が弱いので、年齢を問わずぽっこりお腹になりやすい方が多いといわれています。
女性が気をつけたい、ぽっこりお腹になる原因とは
普段から姿勢が悪く猫背でお腹や腰を曲げていることが多いと必然的にお腹周りの筋力が弱まります。姿勢の悪さやお腹周りの筋力の低下で次のような悪循環が起こります。
- 筋肉の低下により、本来腹部にあるべき内臓の位置が下がる
- 筋肉の低下で内臓の位置の変化により、大腸の位置も下がって便秘になる
- 猫背など姿勢の悪さから骨盤が歪み、体全体まで歪みが出て、お腹周りにムダな脂肪が集まる
- 太ももの裏とヒップの筋肉が弱いために立ち姿勢がそり返って「反り腰」になる
このように筋肉の低下と姿勢が理由で起こる、厄介なぽっこりお腹は一体どのように解決していけばよいのでしょうか?普段の生活に無理なく取り入れられるダイエット方法を次に挙げてみました。
便秘の改善に役立つツボ押し
便秘が原因の場合は、まずはその改善から始めてみましょう。3~4日排便がないと体調も悪くなってきてしまいますね。そこで、自分でできる簡単ツボ押しテクニックをご紹介しましょう。合谷(ごうこく)といわれるツボは便秘にも良いといわれています。
合谷とは、手の甲を上に向けて人差し指と中指のつけ根の中間部分にあるツボ。押してみるとジーンと奥に響くような感覚があります。このツボを、息を吐きながら3秒押し、息を吸いながら指を離します。これを10回繰り返しましょう。左右同様に行います。
脱・ぽっこりお腹!お腹のインナーマッスルを鍛えるドローインエクササイズ
そこでご紹介するのは、今日からでも始められる簡単なお腹のインナーマッスルを鍛える「ドローインエクササイズ」です。お腹の周りの筋肉を鍛えて、ぽっこりお腹を解消しましょう!
ドローインエクササイズとは?
ドローインエクササイズの「ドローイン(draw in)」とは日本語に直訳すると「息を吸う、引っ込める」という意味で、腹式呼吸に合わせてお腹をへこませる運動のことです。インナーマッスル、つまり体幹を鍛えるダイエット法です。
息を吸いながらお腹を膨らませ、吐きながらお腹をへこませます。マスターしてまずは1日最低1回行う習慣を身につけましょう。
ドローインの呼吸法をマスターしよう
立ったままでも、床に仰向けになった状態でも、要領はどちらも同じですが、初心者の方は、腹式呼吸をしやすい仰向けになった状態で行うほうがよいかもしれません。ここでは仰向けの姿勢で行う方法をご紹介します。
- 仰向けで寝て膝を90°に曲げます。
- その状態で背筋をしっかりと伸ばして息を大きく吸い込みます。このときに、お腹を膨らませながら息を吸い込むことがポイントです。
- そこでまず15秒キープするようにします。慣れてきたら30~40秒程度キープしてみましょう。
- ゆっくり息を吐きながらお腹をへこませていきます。
- これを繰り返します。
ドローインエクササイズはインナーマッスルがきちんと縮んでいないと効果がありません。床に横になった状態で行う場合は、床と背中の間に手を入れ、息を吸い込んだときにその空間が広がり、吐いたときに狭まるかどうかチェックしてみましょう。
ドローインエクササイズの体にうれしい効果
ドローインは複数あるお腹周りのインナーマッスルの中でも、腹横筋を使います。ウエストの「くびれ」をつくる筋肉なのでウエストのサイズダウンに効果があるといわれています。
この腹横筋を鍛えられれば、体幹が安定するため腰の負担も軽減されます。
また、ドローインの腹式呼吸は交感神経を活性化させてくれます。
体幹が鍛えられると、正しい姿勢を保ちやすくなるので、立ち姿もすっきり見せることが出来ますよ。
まずは1日1回簡単なエクササイズを行って、ぽっこりお腹を解消し、すっきりボディを目指しましょう!