COLUMN
美容コラム- スキンケア
炭酸を使って透明感アップ! モテ肌になれる「炭酸美容法」
炭酸を使って透明感アップ!モテ肌になれる「炭酸美容法」
今までは炭酸といえば飲料水のイメージが主流でしたが、最近では炭酸の入った化粧品やヘッドスパ、入浴剤などの美容アイテムが注目を浴びています。透明感のあるモテ肌になるための、炭酸に期待される美容面でのメリットとおすすめの活用法についてご紹介します。
炭酸が肌にいい理由
炭酸とは、水に二酸化炭素が溶け込んだもののことです。炭酸を使ってスキンケアをすると、炭酸のとても小さな分子構造が、皮膚に入り込みやすくなり、その成分が毛細血管まで届くことで、血管が広がって血流が増加します。その影響で、肌細胞に栄養や酸素が十分に行き渡り、新陳代謝が活発になってターンオーバーへの働きかけが期待できるのです。
さらに、炭酸は皮脂や古い角質などのタンパク質に吸着しやすい特性ももっています。スキンケアの前に炭酸で汚れを落としておくと、後から使う化粧水や美容液がより馴染みやすくなるのです。
炭酸を使ったスキンケアが血行不良によるくすみや毛穴の詰まりなどまでアプローチしてくれるのはうれしいですね。
炭酸を使う前の注意ポイント
そんな炭酸美容法ですが、スキンケアやヘアケアに使う前に注意してほしいポイントがあります。
炭酸は、水100mlに対しと食用のクエン酸、重層をそれぞれ1gずつ加えれば、簡単に作ることができます。ただ、あまり濃くしすぎると肌への刺激も強くなります。パチパチする炭酸特有の感触は特に問題ありませんが、ヒリヒリとした痛みを感じるときはすぐに使用を中止しましょう。特に敏感肌や乾燥肌の方はパッチテストを行ってから使ってみてください。
今日からでもできる4つのオススメ炭酸活用法
いつものケアに炭酸を取り入れるだけでさまざまなうれしい発見があります。
洗顔で潤いアップ
たっぷりの炭酸水を使った洗顔法は、くすみ対策におすすめです。肌のハリや潤いもアップしてくれます。
- 炭酸水を洗面器に入れ、数秒間顔を浸す。
- 普段使っている洗顔料を炭酸水で十分に泡立て、皮脂の多い額やあごからやさしく洗う。
- 炭酸水を使ってしっかりすすぐ(すすぎの目安は30回。あごやこめかみもすすぎ残しに気をつけて!)。
コットンパックで化粧水を馴染みやすく
スキンケアの際に、常温の炭酸水に浸したコットンでパックする方法です。化粧水や美容液などの美容成分が馴染みやすくなり、くすみが気になる方にもおすすめです。
- 大きめのコットン2枚に炭酸水をひたひたに染み込ませる。
- ①のコットンをそれぞれ3枚に裂き、頬・鼻・額など気になる部分に貼っていく。炭酸が抜けるのと乾燥を防ぐために顔全体にラップをかけて、10分ほど待つ。
- 10分後、ラップとコットンを外していつも通りのスキンケアで肌を整える。
シャンプーに加えてお手軽ヘッドスパ
- 空のペットボトル(500ml)に炭酸水を約50mlとシャンプーを2~3プッシュ。ふたを閉めて、よく振って泡立てる。
- できた泡を使って、頭皮をマッサージしながらシャンプーする。
シャンプー前の予洗いにも炭酸水を使ってみてください。このとき指でやさしくマッサージすると、汚れが浮きやすくなります。さらに、すすぎにも炭酸水を使うと、毛穴の引き締め効果も期待できますよ。
足湯で血行促進&角質ケア
手軽に血行を促進させたいなら炭酸水の足湯がおすすめです。冷えた体を温めるだけでなく、炭酸がかかとの角質を柔らかくしてくれます。洗面器に38~40℃のぬるま湯、重層10gクエン酸8gを入れて10~15分ほど足を浸けるだけでOKです!
炭酸水を使った美容法は、いつものお手入れと方法をあまり変えなくていいので手軽にトライできるからうれしいですね。週に何度かのスペシャルケアとして、まずは気になる部分から炭酸美容法を取り入れてみてはいかがでしょうか。