COLUMN
美容コラム- ダイエット
「ふくらはぎ痩せ」マッサージでむくみ解消 & 知りたい!むくみチェック法
ブーツシーズンのお悩みといえば、ふくらはぎのサイズ。「ブーツのファスナーが上がらない!!」「むくみすぎて足がパンパン!」……そんなお悩みを抱える方も多いはず。むくみ対策におすすめのマッサージを取り入れて、スラリとした理想のふくらはぎをゲットしましょう。
なかなか細くならない…。ふくらはぎが太くなる原因
ふくらはぎが太くみえる原因は、脂肪がつきやすい部位であることと運動を日課にしていて筋肉質であること。そして長時間のデスクワークなどで座りっぱなしでいる方に多い「むくみ」です。
脚のむくみの原因とは
むくみとは、静脈の詰まりやリンパ液の滞りなどが原因で起こる症状で、血液中の水分が体内に留まってしまう状態のこと。特に冬は、冷えによって血流が悪くなります。その結果、代謝も低下してしまい、水分が滞ることが原因と言われています。
身体の中でむくみを感じやすいパーツとしてあげられるのは、ダントツでふくらはぎなのです。ふくらはぎのむくみは、重力の影響で水分が下半身にたまりやすいために起こります。ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれ、下半身の血液を心臓まで送るポンプの役割を果たしていますが、体をなかなか動かせないとこのポンプ機能が弱まり、血流やリンパが滞ってむくみを引き起こしてしまうのです。
長時間同じ姿勢を続けると、ふくらはぎの筋肉がうまく収縮できなくなって、さらにむくんでしまいます。
冬のおしゃれのキーワードに必ず出てくる「ブーツ」をかっこよく履きこなすには、スラリとしたふくらはぎがカギになります。ふくらはぎがむくみやすい体質になっていたら、冬の足元のスタイリングを上手くキメることは出来ません。そのためにも、まずはふくらはぎの状態をチェックする方法から見ていきましょう。
ふくらはぎのむくみをセルフチェック!
脚のむくみが気になったら、すぐにセルフチェック。ふくらはぎを手で軽くつかんで、そのときの感触を以下のチェックリストに当てはめてみましょう。チェックした数が多いほうが、今のふくらはぎの状態です。
よい状態 | 悪い状態 |
---|---|
手の平と同じくらいの温かさである。 | 手の平よりも冷たい。あるいは、ほてっているように熱い。 |
柔らかく、ほどよい弾力がある。 | フニャフニャしていて弾力がないか、あるいはガチガチに固くなっている。 |
皮膚に張りがある。 | 押した時に指の跡が消えにくい。 |
痛みやダルさがない。 | 押すとひどく痛い部分がある。 |
これらのチェックの他にも、「スネの内側の上部を押して離すと白い跡が残る」「靴下のゴム跡がなかなか消えない」「いつもの靴がキツくて入らない」……といった症状があれば、注意してくださいね。
むくみ解消の対策に!ふくらはぎマッサージ
時間をみつけてふくらはぎをほぐす習慣をつければ、血流・リンパと一緒に老廃物がスムーズに流れていくようになり、代謝アップにつながります。むくんでいるなと思ったら、マッサージにチャレンジしてみましょう!
血流アップマッサージ
- くるぶし下のアキレス腱のくぼみを人差し指と親指で軽くつまんだら、下から上にもみほぐしていく。これを5回繰り返す。
- 両手でぞうきんを絞るようなイメージで、ふくらはぎを下から上に向かってスライドさせながらもみほぐしていく。これを5回繰り返す。
- 反対側の足も同様に行う。
たまった老廃物を押し流すようなイメージで、力強く行うのがポイントです。
リンパマッサージ
- 両手でコブシを握り、そのコブシで足の指の付け根から足首まで下から上にこすり上げる。これを5回繰り返す。
- コブシのまま足首から膝までを、下から上に一気にしごき上げる。これを5回繰り返す。
- 反対側の足も同様に行う。
どちらのマッサージも、痛みを感じない程度に力を入れて行いましょう。
筋力をつけてポンプアップ!
ふくらはぎのむくみ対策には、マッサージの他に、筋肉をつける方法もおすすめです。筋力をつけて体内のポンプ機能をアップさせていきましょう。
気がついたときにつま先立ちを心がけるだけで、効率よくふくらはぎの筋力アップを狙えますよ。電車で立っているときや料理中など、「ながら運動」でかまいません。ウォーキングやジョギングなどを取り入れるのもよいですね。冬はスラリとした脚でブーツファッションを楽しみましょう!