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美容コラム
2015.10.08
  • スキンケア

タイプによって違う! あなたの「クマ」の種類と撃退法

タイプによって違う!あなたの「クマ」の種類と撃退法

油断していると、いつの間にか目の下に現れるクマ。クマがあるだけで、なんだか老けた印象を与えてしまいます。徹夜したり忙しい日が続いたりすると、目の下にできてしまうクマですが、実は寝不足や疲れだけが原因ではないようです。

そこで、主に3種類あると言われている厄介なクマの原因と改善法をご紹介します。それぞれの特徴に合った改善法を見つけて、元気な笑顔を取り戻しましょう!

色白の人に多い「青クマ」

クマをイメージしたときにまず思い浮かぶのがこの「青クマ」ではないでしょうか。その名の通り青い色をしたクマで、疲れや寝不足、冷えによって血行が悪くなることで現れます。目の下は皮膚が薄いので、血が滞った血管が透けて見えてしまうのです。色白の人が特になりやすく、10代の人でもみられます。

青クマには……血行をスムーズに

青クマの原因である血行不良を解消するには、目の周りをなぞるようにマッサージをして血行を促すことが近道です。摩擦による色素沈着が起こらないように、たっぷりとクリームをつけて行いましょう。特に、目元は頬や額などに比べ、皮膚が非常に薄いため刺激に弱い性質があります。通常のフェイスクリームではなく、刺激の少ない目元専用のアイクリームを使用するとベターです。その他、ホウレンソウやレバーなど鉄分を豊富に含んだ食品を摂取することや、日常的に体を動かし、血流を良くすることもクマの改善につながります。もちろん、日ごろから体を冷やさないように心がけることも大切です。

皮膚のたるみによる「黒クマ」

黒クマの主な原因は、皮膚のたるみです。加齢によって下まぶたの皮膚がさらに薄くなったり、コラーゲンが減少することで皮膚がたるみ、その影が黒く見えてしまうために起こります。そのほか、筋肉の衰えも黒クマの原因のひとつ。コンシーラーで隠すのが難しいタイプで、むくみがちな人は特に目立ちやすいようです。

黒クマには……コラーゲン&むくみ対策

黒クマ対策には、コラーゲンの強化がカギになります。コラーゲンの生成を促しつつメラニンの生成を抑えるビタミンC誘導体、肌に弾力を与えるレチノール、血行を促進するナイアシンなどを配合したアイクリームを朝晩の肌のお手入れのときに塗布しましょう。

また、むくみもたるみにつながってしまうので、それが黒クマの原因になります。むくみが気になるときには、目の下中央から親指1本分下にあるツボを押してください。そのほか、眼輪筋のトレーニングもおすすめです。5秒間力を入れて目を閉じ、5秒間思いきり目を見開くという動作を繰り返すだけなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

色素沈着による「茶クマ」

茶クマは、メイクの刺激や紫外線によるダメージにより、色素沈着が起きてしまうのが原因です。目のこすりすぎや、しっかりUVケアをしていない場合に多くみられます

茶クマには……メラニンの沈着を防ぐ

茶クマには、メラニン対策が重要です。紫外線によるダメージを防ぐために、こまめなUVケアがポイントです。また、ビタミンC配合の化粧品を使ったり、ビタミンCを多く含むパプリカやブロッコリー、トマトなどを食べて、体の外側と内側から積極的にケアしていきましょう。また、汚れがたまって色素沈着を起こす場合もあるので、メイクはしっかり落としつつ、クレンジングで肌をこすりすぎないように十分注意してくださいね。

疲れをためないことがクマ予防のポイント

とはいえ、クマができてしまってからの対策よりも、できれば、クマができる前に食い止めたいですよね。そこで、クマ予防のために取り入れたいポイントをご紹介します!

まずは、ストレスや疲れをためないこと。知らないうちにたまった疲労は、そのまま肌の状態に影響してしまいます。疲れがなかなかとれない場合は、体の冷えが影響していることも考えられます。そんなときには湯船にゆっくり浸かったり、生姜入りの紅茶を飲んでリラックスすることをおすすめします。

そして、毎日のスキンケアも重要です。お肌の乾燥は特に目元の皮膚を老化させてしまいます。夏場に比べ、冬場にクマが気になる人が増えるのも、乾燥が進み肌の回復機能が乱れるからだとも言われています。保湿は入念に、長時間出かけることがない日でもしっかりUVケアをして、紫外線によるダメージからも肌を守りましょう。

出来るだけ肌に負担をかけるような厚塗りメイクは避けて、栄養バランスのよい食事を心がけ、適度な睡眠をとり、健康な肌づくりに役立てましょう。

あきらめずにクマ対策を!

3種類のクマは、それぞれ原因も解消法も異なります。毎日鏡で顔をチェックして、もしクマが現れた場合はどの種類かを見極めて、早めの対策を心がけましょう。クマをつくらないような生活習慣を続けることも、大切なポイントです。仕方がないとあきらめてしまわずに、こまめなケアで対処してくださいね!

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