COLUMN
美容コラム- 美容脱毛
むだ毛の濃さって生活習慣で変わる?
毛が生えるのは、自然なこと。けれど周りの女性の腕がふと見えたとき、自分の腕のむだ毛の方が目立っているような気がして気持ちが沈んでしまうことはありませんか? 女性にとってむだ毛は少しでも目立ってほしくないのが本音ですよね。
「毛の濃さは遺伝で決まってしまう」という自分ではどうすることも出来ないとても残念な説があります。でも、何気なく繰り返している日々の習慣も、毛の濃さに影響を与えるといわれているのです。生活習慣に気を配ることでむだ毛をセーブできるなら、こんなラッキーなことはない!今すぐにチェックできる、そんな注意したい習慣を詳しくご説明していきます。
むだ毛をセーブするために気をつけたい3つの習慣
肌ダメージはむだ毛を招く!
もともと体毛は皮膚を守るという働きを持っています。今でこそ”むだ毛”と呼ばれていますが、UV対策の習慣がない時代には、体を包む毛が紫外線から肌を守ってくれていました。肌が焼けた方がむだ毛は目立たないのでは?と考える方もいるようですが、実際はそうではありません。現在でも、紫外線によって肌がダメージを受けると、その刺激から肌を守ろうとする働きが強くなって、腕や顔、脚などのむだ毛が濃くなってしまうのです。
また、乾燥によるダメージもむだ毛が濃くなる原因になります。同じように怪我をしたときも、傷を治そうとして細胞分裂が活発になり、メラニン色素の分泌量が増えて、濃い色の毛が生えてしまうといわれているのです。
肌を刺激から守るという体毛がもつ本来の働きを考えると、肌にできるだけダメージを与えないようにケアをしていくことがむだ毛をセーブするポイントになるのですね。
冷えはむだ毛のもと
大昔人間が全身毛で覆われていたもうひとつの役割は、体温調節でした。体が冷えることで防衛反応が働き、毛が濃くなったといわれています。
冬におしゃれのために寒さを我慢したり、夏に冷房のきいた室内にいることは、体調を崩すだけでなく、こんな思わぬところにも影響してきます。
女性にとって、体の冷えは大敵。体の冷えは自律神経を狂わせ、それがもとで女性ホルモンのバランスも崩します。ホルモンバランスを崩すことはむだ毛が濃くなる原因にもなるので、「冷え」とむだ毛は切っても切れない嫌な関係でもあるのです。
ストレスフルな生活に注意!
過剰なストレスを受けるとむだ毛が濃くなる、と聞いたことはありませんか?鏡で顔をのぞいたり、パソコンのキーをたたく自分の手の甲にふと目がいったとき、今までそんなに意識していなかったむだ毛が気になったら、それはストレスが溜まっている証拠なのかもしれません。
ストレス解消法に、タバコやお酒をチョイスする方もいらっしゃるかも知れませんが、それは男性ホルモンを優位にし、女性ホルモンのエストロゲンを減らしてしまう原因になるといわれています。ここでもホルモンバランスを崩すことに繋がってしまうのです。
「ホルモンバランスの崩れ=むだ毛が濃くなる」。結局このスパイラルに陥ってしまうなんて余計ストレスが溜まってしまいそうですね。
ストレス解消しようとしたことが原因でむだ毛を濃くするのはもったいない!ジムなどで体を動かしたり、アロマをたいてリラックスした時間をつくるなど、自分に合った健康的なストレス解消法を探してみましょう。
健康的な生活ってやっぱり大切
このように体にダメージを与えてしまう生活習慣は、むだ毛の濃さにも影響します。美容のためにも、健康のためにも、まずは日々の生活を見直すことが大切です。冷え予防など、日常生活の中で身近なものから対策をとってみてください。ホルモンのバランスを崩す習慣はできるだけ避け、健康的な生活を心がけながらむだ毛をセーブしていきましょう!