COLUMN

美容コラム
2015.11.13
  • スキンケア

乾燥は美容の大敵!シュガースクラブで目指せ、うるツヤ肌!

乾燥は美容の大敵!シュガースクラブで目指せ、うるツヤ肌!

秋から冬にかけて空気はどんどん乾燥していきます。乾いた空気が肌の水分を奪うとともに、皮脂や汗の分泌量が低下するため、乾燥肌を招きます。また、気温の低下によって身体の隅々まで栄養を届ける血のめぐりがスムーズでなくなってしまうことで、肌づくりのもととなる栄養が不足し、体の内側からも肌が乾燥する原因をつくってしまうのです。

肌が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下し、外部刺激から肌を守ることが難しくなります。肌のハリやツヤが失われてシワができやすくなるだけでなく、皮がむけたり、かゆみが出たり、吹き出物などのトラブルにつながることも。秋冬にキレイな肌をキープするには、乾燥を防ぐことがとても重要になるのです。

そこで、乾燥対策に役立つのが砂糖を使った「シュガースクラブ」です。その働きやつくり方をふまえながら、シュガースクラブの魅力をお伝えします。

保湿に役立つ「砂糖」のチカラ

砂糖には保湿作用があることをご存じですか? アメリカでは、保湿に役立つスキンケア素材として、砂糖が広く利用されています。日本でも砂糖工場で日常的に砂糖を扱う選糖師(砂糖の杜氏)の手は、とてもなめらかで美しいといわれています。

実は、遣唐使によって砂糖が日本に伝えられた当時は、食用ではなく薬用として用いられていたのだとか。今でも薬用として、実際に床ずれの治療薬に砂糖が配合されています。

こうした砂糖のパワーを利用したのが、シュガースクラブです。砂糖が持つ浸透力によって皮膚の保湿力をサポートしながら、潤いのあるなめらかな肌へと導いてくれます。塩を使ったスクラブが肌を引き締めるのに対し、シュガースクラブは肌を柔らかくしてくれるのが特徴で、特に乾燥が気になる季節のケアには、ぴったりのアイテムです。

手軽につくれるシュガースクラブ

シュガースクラブは身近な材料をつかって簡単につくれるので、ぜひ作ってみましょう。自分の肌で試してみながら、好みに合わせて配合を変えてみてください!

砂糖とオイルを1:1で

まずは、砂糖とオイルを1:1の割合で混ぜ合わせましょう。砂糖は、上白糖やブラウンシュガー、てんさい糖などがおすすめです。(グラニュー糖は粒子が粗いため、避けた方が無難です。)オイルは、美肌効果の高いココナッツオイルを使えば、肌がよりしっとりなめらかになり、スクラブ後の保湿アイテムの浸透力も高まります。 さらに、お気に入りのエッセンシャルオイルを数滴混ぜれば、その香りも同時に楽しめてアロマ効果も期待できますよ。

はちみつを加えてリップもうるツヤ

唇は皮膚が薄いので、スクラブの刺激をより和らげられるよう砂糖の量を少なめに、砂糖1:オイル2の割合で配合しましょう。はちみつを少し加えると、保湿力もアップします。

ボディソープに混ぜてスペシャルケア

基本のシュガースクラブに、ボディソープを混ぜるだけです。体を洗う際のスペシャルケアとして取り入れてみてください。

全身に使える乾燥ケア

比較的刺激が少ないといわれているシュガースクラブは、肌の弱い人や乾燥が気になる人にもおすすめしたい方法で、顔はもちろん、全身にも使えます。多くても週に1回、肌が敏感なときは半月に1回の使用を目安にしてくださいね。

  1. シュガースクラブを使いたいパーツを、洗顔フォームや石けんできれいに洗っておく。
  2. 濡れた肌にシュガースクラブをのせ、やさしくなじませる。このとき、目の周りや粘膜など、皮膚の薄い部分にはつけないよう注意する。
  3. 2~3分おいた後、ぬるま湯で洗い流す。

膝やかかとなどの角質が気になるパーツには、濡らした後にシュガースクラブをのせ、クルクルと円を描くようにやさしくこするといいですよ。頭皮の乾燥予防には、洗髪後になじませてマッサージしてからすすぎ流すように使ってください。赤みやかゆみなど皮膚に異常を感じたらすぐに使用を中止してくださいね。

シュガースクラブは身近な材料を使って、材料の比率や香りを自分好みにカスタマイズしながらできるのがうれしいですね。この方法で、乾燥に負けない肌を手に入れちゃいましょう!

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