COLUMN
美容コラム- スキンケア
スッピンでもぱっちり目!「おでこマッサージ」で目力アップ
スッピンでもぱっちり目!「おでこマッサージ」で目力アップ
「あれ? 二重の幅、こんなにせまかった?」「最近目が小さくなったような……」
目の大きさ自体は変わらなくても、まぶたがたるんでくると「目」自体が小さく見えてしまいます。この症状の主な原因は加齢ですが、最近ではスマホやタブレットなどの影響で、10代、20代といった若い世代でも眼精疲労の方が増えてきている、といわれています。
そんな目力ダウン中のお疲れ女子におすすめ! “メイクをしていなくてもぱっちり目”を叶える方法、知りたくありませんか?
目が小さく見える原因とは?
目が小さくなったように感じる理由。それは目の周りの皮膚や筋肉のたるみという、ちょっとせつない気分になる「加齢」だけが原因ではありません。毎日の生活の中で目を小さく見せてしまう習慣があるのです。
目もとの皮膚の乾燥
目もとの皮膚は他の部位と比べると約10分の1の薄さといわれています。目もとは汗腺や皮膚腺がほとんどなく、肌のバリア機能がつくられにくいため、乾燥しやすい部位なのです。
PC、スマホの使いすぎによる目の疲れ
PCやスマホのディスプレイからはブルーライトが発生していて、画面を見続けることによって眼精疲労を起こします。血流が悪くなり、目のまわりのシワ・たるみ・むくみ・くすみの原因にも繋がります。
骨盤や背骨のゆがみ
姿勢の悪さから骨盤や背骨がゆがむと、首や顔のゆがみも引き起こします。顔のゆがみでおでこが前に出てくると、まぶたの皮膚も垂れ下がってくるのだそうです。
これは意外!おでこの凝りで目が小さくなる!?
そして、目を小さく見せてしまう意外な原因。それは、なんと「おでこの凝り」です。これは、目を酷使することで額の筋肉に常にストレスがかかり、硬くなってしまうことで起こります。おでこが凝るとリンパの流れや血流が滞って皮膚がたるみ、まぶたも下がって目が小さく見えてしまうのです。
だいたい、おでこって凝るんですね。意外すぎてケアする方法なんて知らない…。そんなあなたに、ちょっとしたスキマ時間にできる「おでこマッサージ」をご紹介します!
目元スッキリ! おでこマッサージ
まず、おでこを触ってみてください。硬くなっているようだったら、気になっていた小さく見える目はおでこの筋肉の凝りが原因と思われます。マッサージでほぐしてあげましょう。目周辺の肌がハリを取り戻し、目力が徐々によみがえってきます。
- おでこ(左右の眉の上)に、両手の中指、薬指の2本の指の腹をあてます。そのまま大きく円を描くように指を動かし、おでこの筋肉をほぐします。
- 中指の腹を眉頭の上にあて、その位置でぐるぐる円を描くように回します。そのまま眉に沿って指1本分くらいの小さな円を描きながら、少しずつ眉尻に向かってずらしていきます。
- 最後はこめかみのマッサージで、おでこの凝りをリンパや血液に流していきます。手の平全体でこめかみを包むように押さえ、大きく円を描きながら頭頂部に向かってずらしていき、やさしくマッサージします。
いつでも気づいたときにできるおでこマッサージですが、入浴中などリラックスできる時間に行うとより効果的です。おでこマッサージをする箇所は皮膚が薄いため、力を入れすぎないように注意して行いましょう。
目を小さくする原因から抜け出そう
目自体を小さく見せてしまうおでこの凝りや目の疲れ。これらを予防するために、日頃から気をつけておきたいポイントをあげてみました。
蒸しタオルで目の疲れを和らげる
目が疲れたと感じたときは、目の周りを蒸しタオルなどで温めましょう。緊張していた目元の筋肉がほぐれ、血行も良くなり疲れが和らぎます。蒸しタオルで温めた後に冷たいタオルをのせ、温冷を繰り返すとより血行が促進され、すっきりした目元になります。
睡眠の質を下げないために
寝る前にPCやスマホを使っている人は、全体の約95%にも上ると言われています。スマホやタブレットのLEDが放つブルーライトは、睡眠を促す「メラトニン」というホルモンの分泌量が抑制し、眠りの質を低下させます。また、暗い部屋での使用は、網膜にも影響してしまいます。目をゆっくり休めるためにも質のよい睡眠をとるように心がけましょう。
ドライアイにも注意
目の酷使は、ドライアイや疲れ目を引き起こす原因になります。こまめに目薬をさしたり、長時間のパソコンワークの際は休憩をはさむなど、目をいたわってあげましょう。コンタクトを使用している方は、長時間つけっぱなしにしないように気をつけてください。
アイケアで目元の保湿を
乾燥も目元のたるみを招く原因になります。特に乾燥の気になる季節は、朝晩のスキンケアの最後に、アイクリームなどで目の周りをしっかりと保湿ケアしてください。
おでこの凝りは「ぱっちり目」にとって油断してはいけない相手です。おでこマッサージで凝りをほぐしながら目元のケアに気を配っていくことが、メイクに頼らなくても印象的な目力を手に入れられる近道です。