男性に「女性のむだ毛で気になるパーツ」を聞くアンケートをチェックしてみると、どの結果も「顔」が上位に来ているのが目立ちます。特に鼻下や口周りのむだ毛は男性的なイメージがありますしね。接近戦になって、はじめて男性に冷静に見られてしまう部位なのかも知れません。

体の他のパーツに比べれば毛も細く短い。でも(メイクをすると特に)、存在感を主張してくるやっかいな相手です。日本人は毛の色が黒いから仕方ないよね…では終わらせたくないのが本音です。

• 化粧ノリUP！　… 顔のムダ毛がある状態でファンデーションをつけると、ムダ毛がクッションになってしまい、肌にフィットしづらくなります。ファンデのよれ、下地が馴染みにくいなど思い当たることはありませんか？
• スキンケアの浸透度　…「毛」は水分などをはじく性質も持っています。化粧水、美容液など肌にしっかり届けたい成分も、ムダ毛がブロックされて浸透していなかったら悲しいですね。
• 肌色がワントーン明るく　… 肌に「黒い」毛がなくなることで、肌色がワントーン明るく見えるようになります。また毛の影がなくなるので毛穴も目立ちにくくなるようですよ。
• 顔の輪郭がはっきり！　… ムダ毛を処理していない頬やフェイスラインは、産毛がある桃の皮のようにふわっとぼやけた印象の輪郭になってしまいます。くっきり・はっきりの顔のラインはやっぱり憧れですよね。

顔のムダ毛のセルフケアをする際は、シェービングクリームを顔全体に広げてムダ毛を逆立ててからI字型の電気シェーバーを使って上→下に向かって剃っていきます。シェービングクリームの代わりに洗顔料を使う方もいらっしゃいますが、洗顔料はあくまでも皮脂を取り除くもの。肌表面も泡で隠れてしまい危険です。電光が弱いお風呂場、これから外で活動する朝の処理は肌に影響するので避けましょう。

これだけ気を付けても、セルフケアは肌の角質層を傷つけてしまう危険が潜んでいます。特に顔の角質層は10層ほどと言われ、他の部位と比べても圧倒的に薄いのです。

これでは、いくら手軽でもセルフケアで処理し続けるって抵抗を感じてしまいますね。顔の肌をいたわりながらムダ毛を処理する方法ってあるのでしょうか？